** 歴 史 **
名古屋朝顔の起源は古く明治20年ごろ、
名古屋の薬問屋「音羽屋」という盆栽作りの大家が
盆栽作りの技法を応用し、
朝顔の蔓を伸ばさず盆栽風にまとめる作り方に成功。
明治30年ごろに現在の栽培法の基礎ができました。
当時の展示会は会員宅持ち回りで
床の間に飾られた名古屋朝顔を 羽織袴を着用し
お抹茶をいただきながら朝顔談義に花を咲かせたといいます。
大正時代に入り 名古屋朝顔の種流出防止のため
会員になるのに厳しい制限が設けられ
限定会員組織の閉鎖時代が長く続きましたが
昭和30年代にいたって 愛好家に門戸を開き
栽培法を公開、種も分譲して開放園芸へと踏み切りました。
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想像以上の華やかな大輪の花
夏のお嬢さんといったイメージの朝顔が
艶やかな和服美人に変身したような印象を受けます。
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